機会損失を考えよう

Owners Murmur

皆様こんにちは。風俗店のグループオーナーのDeepMです。

本日は俺が複数店舗経営してる際に感じたトコ、機会損失について少し語りたいと思う。
個人的には風俗店員の管理職あたりに見てもらえたら参考になるんじゃないかなと思う。

と言うのも、風俗店をオープンするにあたって初月から黒字を出すと言うのは中々難しい事だと思う。最初は電話が鳴らない中、あれこれ考える事・やる事がある。
そして暇させてしまっている女の子に対してフォローも頑張る。しかし、そこそこの売り上げが立つとそこが疎かになってくる。

暇させてるのにいてくれて有難うという気持ちが、「なんでお客さん呼べないの?」「写真指名も取れないならいらない」となり、気持ち的にもいつの間にか上からになってたりする。
少し極端に伝えてしまったが、デリヘルはやっぱり女の子の数は大事だし、お客さんも十人十色だ。多少ぽっちゃりしていたって、やる気があったりサービスのいい子は人気が出る。だからこそ男性スタッフはそんな女の子のサポートで女の子のモチベーションが変わってくる。

女の子に対しての接し方はめちゃくちゃ大事。もちろん接客が悪いとか、やる気がないような子に指導する事は必要で、甘やかせるのと勘違いはしないで欲しい。

さぁここで本題に戻るけども、こんな偉そうに喋ってはいるが、そんな俺も新店を出したことによってこの機会損失という言葉を思い出したぐらいだから、まだまだと反省した。

機会損失とカッコつけて言ってるが話は簡単だ。それ相応の準備もせずにスピード感を意識しすぎて新店舗のオープンを早めてしまった。
その結果、1店舗目にいた能力のある人間を新しい店舗に置く事によって、1店舗目の売り上げは下がってしまったという話。

新店は赤字で、その赤字を1店舗目の黒字がカバーしてるからトータルは黒字。こうやって伝える分にはしっかり出来てるようにも感じる。

だが例えば、そのまま赤字だからと言って潰してしまった場合、結論2店舗目をオープンしない方が得だったよねって話。

上手くいってたとしても、人の配置やかける人数を間違えると本来1000万円の売り上げを作れたはずなのに700万円になっていて1店舗目としては実質300万円毎月々マイナスになってるという事だ。

一方新店はランニングコストやらで毎月100万円の赤字。こう伝えるとどちらがマイナスだと思いますか?もちろんどんなやり方であれ一概に否定はできない。持ってる人はそんなに考えなくとも結果上手く行くパターンもある。でも色んなパターンを考えてみても損はないと。

今回は俺の過去の反省点も取り入れているの為一つの事例ぐらいに捉えてほしい。
機会損失という言葉を知らなくても、言われて分かるという人もたくさん居ると思うし、逆に言葉は知っていても上手く当てて考えられない人もいるだろう。

何か考える時に頭でなんとなく理解してもしょうがない。納得してどれだけ重く考えられるかが大事。そしてこれを見て頂いてる方については、一つの会社や部署で新しい企画なんかをやる際、こういった事を考えてみて欲しい。

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